新宿。救急カー。

2004年8月7日
今日は新宿にいってきました。
お祭りがあるらしく、いかにもそれらしい格好をした人々がそこらを歩っておりました。
浴衣を着た彼女とジーンズの彼氏というカップルを何組も何組も見ました。

どーでもいー話ではありますが、小マユは『カップル』ではなく『カッポー』という習性があります。
なんか響きがいいからです。
いや、ほんとにどーでもいー余談ではありますが。
明日から使える無駄知識です。
へぇ〜。

まぁ、それは置いといて。
なぜに彼女は浴衣を着るのでしょう?
彼氏がお祭りに浴衣を着てくるというのは、なかなか見かけません。
浴衣を着て髪をおだんごにしている彼女の隣で、白Tシャツの上に前がボタンになっているチェックの襟付きTシャツを羽織り、よれよれのさえないジーンズを着て薄っぺらい帽子をかぶった彼氏以外の男の子が歩っておるのを、小マユは見たことがありません。
いやはや、回りくどい言い方で申し訳ございません。
要するに、男は浴衣を着ないのだから、女だけが男を喜ばせるための浴衣を着るこたぁないのであって。
でも彼女自身もかわいいと言われたいのでせう。

とにかく、小マユはお祭りに彼氏と行くからって、わざわざ浴衣なんか着るつもりはないです。
小マユは男を喜ばすために服を着るのではないからです。
浴衣はかわいいけど、苦しくてつらい。
下駄も靴ずれして痛い。
小マユは冷たい女なので、そこまでつらい思いをしてまで『かわいいね』と言われたいとは思わないのです。
カッポーはつらいよ。

そして、まゆげをお読みのみなさんに、一つだけ言っておきたいことがあります。
浴衣の裾を異様に短くする人がいます。
これはまぁ、多少格好悪くても、歩きにくさを少しでも解消しようとしているのだと認めます。
でもね、浴衣にサンダルという組み合せはやめなさい!
あんな格好悪いのはほかにありません!
ビーチサンダルやつっかけサンダルならいいですよ。
子供なら全く問題ないですよ。
でも、でも、浴衣にミュールでもない足首にパッチン止めのついているサンダルをはくのは絶対にやめなさい!!

今日新宿でそういう女性を発見、とっさに自分がはいていたミュールを飛ばして帯に足跡つけてやろうかとまで思ってしまいました。
あれはだめです、ぜっったいダメです!
この小マユが許しまセン(=`◇)<炎炎炎ブォォー

そのあと、救急カーと消防カーを目撃しました。
びっくりしたので母と共に、野次馬根性丸出しで駆けつけました。
しばらくして救急隊員さんたちが、担架に女性をのせて運んできました。

それをみた小マユはびっくりしました。
なんせ小マユは、倒れたことも骨を折ったこともありません。
貧血にもならなければ、高熱も楽勝だからです。
人体的な限界というものに出会ったことがないからです。
手術したことはありますが、それも足のホクロを摘出するというだけの、プチ・手術です。
そのとき、人間というものが本当に倒れるもので、救急カーが本当に必要なんだと知ったのです。

しばらく前、学校の礼拝の時に同学年のT君というボーイが貧血を起こして倒れたことがありました。
彼が倒れたとき、頭がコンクリの床にぶつかって「ゴン」と鈍い音がしました。
そのとき、小マユも倒れそうになりました。
というか、吐き気さえも覚えました。
人が倒れるというのは、こんなにリアリティーがあってホラーな音がするんだな、と。
カルチャーショックでした。

小マユは人が泣くとすぐ泣きます。
もらい泣き専門家なのです。
それの影響かは知りませんが、誰かが倒れると自分も倒れそうになるのです。
本当に、人が倒れるというのは怖いことです。
嫌です。
自分はこれまで、小学校の学芸会でやった『エルコス』という役が倒れる、というシーンでしか倒れたことがありません。
当たり前ですが、それも意識があって寝転んでいるだけです。

自分は絶対になれないけれど、お医者さんや救急隊員さんには頑張ってほしいものだ、と実感した1日でした。
新宿まで行って、なんて事を実感してんだよ、と自分のアホさをも実感した1日でした。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

最新のコメント

この日記について

日記内を検索